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「ベイトフィネス」への疑問。 [釣り(その他)]

釣りにいかないとまったく更新しない、ってのもアレですな。
で、とりあえず書いてみたかったネタ。

「ベイトフィネス」ってどーよ?

沢村プロとか関和プロとか今江プロとか、影響力のあるプロがこぞって推奨しているからか、アマチュアアングラーのブログを見ていてもかなりの人が使っているようですね。

でも、あえて問いたい。

ベイトタックルで6lbとか8lbのラインを使う。
いかにリールが高性能でパワーがあるとはいえ、ラインはしょせん6lbや8lb。
専用ロッドも、店頭で触るかぎりではスピニング並みの柔らかさだし、ぜったいにムチャは効かないはず。
だからといって硬いロッドを使うと、このラインだとがっつり合わせたらかなりの確率でアワセ切れしそう。
正直、普段からスピニングに6lbフロロを巻いている身からすれば、何か意味があるのかなぁと思ってしまいます……。

たぶん、従来のベイトタックルよりロングキャストができるのは事実だと思いますが、そんなにみんな、投げてるの?
ベイトフィネスのメリットって言われている3in前後のソフトベイトとかスモラバは、ロングキャストで使う種類のリグじゃないような気がするんですが。10m以内のピッチングならば、16lbラインでミディアムヘビーのロッドでもフィネスなワームを使うことはできますぜ。
水質がクリアで極端にプレッシャーに弱いフィールドならわからんでもないけど。。。

何でこんな疑問を投げかけるかというと、間違った使い方の弊害がとっても大きいような気がするからです。
ブログで読んだり、フィールドでも目撃したことがありますが、ベイトフィネスタックルでヘビーカバーを撃ったり、とてもハンドランディングできない足場でやってるケースもあるようです。
結果、かけたはいいけど切られたり。。。
また、リールとラインはベイトフィネス仕様でロッドだけは従来のモノを使ってるんであわせ切れが多発したり。。。
これはもう、心の底から「バカかお前ら」と罵倒したい。
ムダに殺生するだけだろーが。

メディアも、売らんがための宣伝ばかりじゃなくて、デメリットと注意点もはっきりと指摘すべきです。
「ちゃんとしたタックルセッテイングで使い、かつヘビーカバーやハンドランディングできないような足場では使わない」と。
何度でも書きますが、「バスは資源」です。
それも、日本では管理できない資源なのです。
我々が大事にしなくて、誰が大事にするんですか?
タックルは、フィールド事情と自分のテクをちゃんと見極めて選びましょうよ。

だいたい、ST川とか水郷とか、あんなフィールドで4lb以下のラインなんて必要ないでしょ。
タックルを売る業界、メディア、そしてアングラーの全員がフィールドの保全を考えなければいけない時期だと思います。

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柴犬

BASS君は、貴重な存在です!

私は、バリバリのベイトフィネス
タックルです!

普段14~16lbで釣りしてますが...
BFは、フロロ8lbで49cmもget出来ました♪

確かに、足元が主戦場と私も思います!

なにをするにもバランスが大事かと♪
中途半端は、やはり いけませんね!

・・・ド下手な私が、恐縮ッス(´Д` )
by 柴犬 (2011-10-18 19:58) 

かつらぎ

こんばんは。

ベイトタックルということで強引にいけると思ってる人がいますか・・・
ボクはラインに合わせてタックル選びや釣り方を決めてますが
他の方もそうしてるのかと思ってました。
by かつらぎ (2011-10-19 20:19) 

やじ

柴犬さん、こんにちは。

ちゃんとしたセッティングで、確実にランディングできる場所で使う分には有効だと思うんですよ、確かに。
水郷あたりではそうじゃない人も多いし、メディアも褒め称えるばっかりで、注意点を一切書かないのがおかしいと思うんですわ。
生き物を相手にしているんだから、売れりゃそれでイイ、っていうワケにはいかないはずなのに。。。
by やじ (2011-10-20 15:10) 

やじ

かつらぎさん、こんにちは。

陸っぱりでは持って歩くタックル数に限りがありますからね。持ち替えるのが面倒だからつい、ヘビーカバーもベイトフィネスを使ってしまうということかもしれません。

でも、「かけるまで」ではなく、「獲るまで」を考えて釣る想像力が必要だと思うんですよね。。。
by やじ (2011-10-20 15:12) 

ストレーン

始めまして!

いつも楽しく拝見させてもらってます。

僕が思うにはベイトタックルと言えば12Lb以上が当たり前だと思っております。

現在流行りのベイトフィネスを否定する訳ではありませんが、本来ベイトタックルとは重量のあるプラグを太いラインと硬いロッドで扱う事に醍醐味があり、ベイトタックルでは投げる事が厳しい軽量ルアーをスピニングタックルで補うのだと考えております。

まぁ、僕の考えが古いってのは承知してますが、ベイトフィネスって響きは良いですけど、結局スピニングタックルの範囲で十分対応できると思うし、はっきり言って仕掛人とメーカーの戦略以外の何物でもないと思います。

う~ん、何だか愚痴ぽくなっちゃいましたけど、今後とも宜しくです!
by ストレーン (2011-10-24 20:22) 

やじ

ストレーンさん、こんにちは。はじめまして。コメントありがとうございます。

ベイトリールの機能進化ってスゴいですからね。
僕も、去年10ン年ぶりに買い換えましたが、信じられないくらい投げやすくなってました。
で、ベイトフィネスってやり方が出てきたんでしょう。

個人的には、従来のスピニングタックルの代わりに使う分にはOKなんでしょうが、従来のベイトタックルの代わりに使うのはちょっと違うだろう、と思ったんです。
だって、ラインの強度が違うんですもん。
アレでカバーなんか撃つな、と。足場考えて使え、と。
そういうことをメディアとメーカーはちゃんと説明しろ、と感じたワケです。

基本的にはこのブログは釣行記なんで、楽しい話メインに書いていこうと思ってます(苦笑
今後ともよろしくお願いします。
by やじ (2011-10-26 11:03) 

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